肩こり

肩こり

肩こりは首や首の付け根、肩甲骨周りの筋肉が重く、疲労し、引っ張られる感じが起こる。また、さまざまな疼痛や圧迫痛をともない、とてもつらく感じられ、首の回転制限をうけることが多い。

原因

①寒さによる肩こり(風寒侵襲)
風寒の邪が経絡に侵襲したり、汗をかいて風邪をうけ、体を守っている営気や衛気の動きが悪くなり、首周りの筋肉が過度の緊張状態になると肩こりになる。

②肝陽による肩こり(肝陽亢進)
陰虚により陽を制御できないと、肝陽は上昇し、体の不調を起こす。それは頭頂部に突き上げつまるような症状を起こす。よって首周りが硬くなり肩こりが起こる。

③肝血不足による肩こり(肝血不足)
目が疲れたり、病後や産後の血の消耗により経脈を潤すことができなくなり、これにより経脈が過緊張状態になり、気血がスムーズに流れなくなると肩こりが起こる。

④寒飲による肩こり(寒飲内停)
もともと胃腸に寒飲が停滞していると陽気が全身に巡りにくくなり、背中や首周りの筋肉がが過緊張状態になり、肩こりが起こる。

⑤気滞血於による肩こり(気滞血於)
こころが伸びやかでなく、憂鬱で喜びに欠けると肝の働きが悪くなる。ひどい場合には血行障害が起こる。また、外傷や姿勢の悪さにより経脈を損傷し、気滞血於となり肩こりが起こるものもある。