
腰部の疼痛を主症状とする。腰は「腎の府」といわれていて、腎経は脊柱を巡行し、腰痛は腎と密接に関わる。外邪や外傷による急性腰痛は実証のものが多く、経過が長く反復して起こるものは腎虚によるものが多い。
原因
①寒湿による腰痛
湿気の多いところに居住したり、雨に濡れたり、汗をかいた後に風に当たったりすると、寒湿の邪が侵襲しやすくなる。これにより腰部の経絡の気が滞ると腰痛が起こる。
②腎虚による腰痛
セックスのし過ぎや長患いにより身体が弱ったり、老化により腎虚になり経脈を潤すことができなくなる(腎精不足)と腰痛が起こる。
③血於による腰痛
打撲や捻挫などの外傷により、腰部の経絡を損傷して於血が固まって滞ると腰痛が起こる。
