頭痛

頭痛

「脳は髄の海」といわている。これは主に肝腎の精血、脾胃の気(水穀の精微)によって栄養されているからである。したがって、肝腎脾と密接に関わっている。

原因

①肝陽亢進による頭痛(イライラする)
怒りや情緒の不安定により肝気が鬱結し、そのため肝火が生じてあたまに昇ると頭痛が起こる。また、肝火により肝の陰を損傷し、さらにそのために腎水不足を起こし肝腎陰虚を起こすと肝陽が上部に上昇し、頭痛が起こる。

②痰濁による頭痛(湿気が多い)
食べすぎ、不規則な飲食により脾の機能が悪くなると痰湿が生じる。それが頭に昇り頭痛を起こす。

③血於による頭痛(刺すような痛み)
外傷により頭部に於血が生じ、頭部の経絡の流れが悪くなると頭痛が起こる。また、長患いにより気血の流れが悪くなっても起こる。

④気血両虚による頭痛(めまいや目のかすみ)
疲労、不規則な飲食などにより脾胃虚弱になり、そのために気血が生成されにくくなったり、病後や産後のために気と血ともに虚したり、出血による気血の損傷が起こると頭部を栄養でき亡くなり頭痛が起こる。

⑤腎虚による頭痛(腰に力が入りにくい)
腎精は脳髄を栄養する。それが不足することによって頭痛が起こる。